ーロマン派時代ー
アルベニス(イサーク・アルベニス)
1860年5月29日~1909年5月18日
国籍:スペイン
スペインの東北部ヘロナ県カンプロドンに税官吏の子供として生れたアルベニスは
姉からピアノの手ほどきを受けると4歳で公開演奏してしまう程の神童ぶりを発揮しました。
6歳でパリのモンマルテルに師事し、その後マドリード音楽院に入学。
12歳で卒業し、中米にも足を延ばしながらピアノの演奏活動を行いました。
その後ライプツィヒで理論をヤダスゾーンに師事し、16歳でベルギーのブリュッセル音楽院に入学。
3年後に卒業しました。 この時期、リストに師事したとも言われています。
そして再び中米を演奏旅行し、20歳にして第1級のピアニストとして知られる存在になりました。
作曲はピアノ曲がいくつも書かれ、その後ペドレルに出会いスペイン伝統音楽に傾倒。
1893年からはパリに住みショーソンやフォーレ、デュカス、ダンディらと親交を持ち
さらにスコラ・カントルムでピアノを教えました。
アンダルシア地方の風物を印象派風にまとめた『イベルア』は1909年に完成。
後年は持病の肝臓病が悪化して、転地先のカンボ・レ・バンで48歳の若さで亡くなりました。
♦主要作品♦
【オペラ】ペピータ・ヒメーネス 【管弦楽曲】スペイン狂詩曲
【ピアノ曲】スペイン組曲 旅の思い出 スペインの歌 イベリア第1~12集