1５世紀にルネサンスが誕生した街として名高いフィレンツェは、その頃の建物や彫刻・絵画が至る所に残り、まるで街全体が大きな美術館のようでした。街を象徴するドゥオモを中心に教会や美術館も多く点在し、みどころがたくさんありました。

かつて銀行業で成功し絶大な財力を持ったメディチ一族が政治にも進出し1400年代から300年にわたりフレンツェ共和国を支配し、数々の偉大な芸術家も育てたそうです。有名なポンテ・ヴェッキオ橋は街を南北に分断するアルノ川にかかり、ウフィッツィ美術館からメディチ家の宮殿までを回廊で結んでいました。

そして何といっても感動したのはルネサンス美術の殿堂『ウフィッツ美術館』✨　メディチ家がレオナルド・ダ・ヴィンチやボッティチェリ、ラファエロたちに描かせた絵画や彫刻が約2000点公開されており、世界的に有名な作品をの制作裏話しをガイドさんにレクチャーしていただきながら数時間かけて見学。すっかり気分はルネッサンス時代にタイムスリップしてしまいました(*’▽’)

街の中はどのドゥオモの前にも大きな銃を持ったガードマンが絶えずおり物々しい雰囲気でしたが、それよりもこの巨大なドゥオモに圧倒されしばし言葉を失いました( ﾟДﾟ)

ミケランジェロの落書きだと言われる壁の傷や、映画『インフェルノ』でトム・ハンクスが最後に辿り着いた秘密の扉を探したり、たくさんの大道芸人やアーティストに出会いながらショッピングに歩き回ったりと飽きることなく夜遅くまで楽しめました。✨

観光客が多い中、セネガルからの移民も多くたまたま集会に出くわしたりと少し怖い気もしましたが、フィレンツェは食べるものも美味しくどこか懐かしいとても活気のある街でしたヽ(^。^)ノ