山崎あいこピアノ教室

姫路市網干区のマンツーマンレッスンのピアノ教室です

[音楽の便り] 偉大なる作曲家vol.40

April 21, 2013

 

ーロマン派時代ー

 

フオーレ(ガブリエル・フォーレ)

1845年5月12日~1924年11月4日

国籍:フランス

 

 

師範学校の校長を父に、ピレネー山麓のパミエで生まれたフォーレは
幼少の頃から教会に出入りし音楽的環境の中で育ちました。
9歳のときパリのニーデルメイエール音楽学校に入学し

1861年頃からサン・サーンスにピアノと作曲を師事。
65年に卒業するとすぐにレンヌの教会のオルガニストになりました。

70年には普仏戦争勃発で従事することになります。
その後71年には国民音楽協会に参加してフランス近代音楽の発展に寄与しました。

 

 

77年マドレーヌ大聖堂の学長になり、96年からは主席オルガニストとなると同時に
マスネの後任としてパリ音楽院の教授にも就任します。
門下からはラヴェルやシュミットも出ています。

1905年からは院長になり、09年には芸術院会員にも推挙されますが
20年に聴覚障害が原因で音楽院を辞任することになりました。

 

 

しかし、創作意欲は衰えず『チェロ・ソナタ第2番』弦楽四重奏曲を作曲します。
ところが24年肺炎となりパリで79歳の人生を閉じました。
国葬をもって彼の功績は讃えられましたが、フランス近代歌曲の確立に果たした役割は偉大です。

 

 

 

ー主要作品ー

【オペラ】ペネロプ   【付随音楽】 ペレアスとメリザンド   マスクとベルガマスク
【管弦楽曲】バラード  交響曲  

【室内楽曲】 ヴァイオリン・ソナタ第1番  チェロ・ソナタ第2番  シチリアーノ  糸を紡ぐ女
【ピアノ曲】夜想曲第1番~第13番  舟歌第1番~第13番  ドリー
【歌曲】優しき歌  幻の水平線  【宗教曲】ラシーヌ賛歌  レクイエム

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