嵐山の夏の風物詩のひとつに大堰川で行なわれる鵜飼いがありますが
この『鵜飼い』歴史は古く特に嵐山では千年も前から行なわれていたそうです。
眩しいほどのかがり火の中、その光に集まってくる鮎を数羽の鵜を操って捕獲するという
『日本書紀』にも記述があるほどの伝統漁法らしく
見物客は何艘もの屋形船にのり、その様子を鵜に手が触れるほどの間近で観る事ができます。
途中、同じ屋形船で売店がやってきて、ビールやお酒、おつまみやおでんを売っていたのには
京都人の商魂逞しさを見たような気がしました(笑)
それにしてもこの『鵜飼い』・・観光客を楽しませる為に健気に職人さんの掛け声に合わせ
何度も何度も川にもぐって魚を捕り続ける鵜たちが、何だか可哀想な気もしました 🙄
川面の夜風は少し肌寒く感じましたが、お部屋に戻ると温かいハーブティーの心遣いが・・・ 😳
テレビの置いていないこの旅館では、夜も静かに過ごせたっぷり眠ることができました。
朝、鳥の声で目が覚め、お部屋の温泉にのんびり入っているうちに和室には朝食の用意が整い
清々しい朝の空気をいっぱい感じながらの食事・・・・。もう天国のようでした。
チェックアウトは12時でしたが、今日はトロッコ列車に乗り保津川下りの予定・・・・
(この日のトロッコは混むだろうと、前日にわざわざスタッフが嵐山駅までチケットを
買いに走ってくれていたのです!)あまりの居心地の良さに、とても去り難い気持ちだったのですが
断腸の思いで早々にチェックアウトしました(><)
スタッフの皆さん、2日間あたたかい心遣い本当にありがとうございました。
またいつか、今度は紅葉の季節に訪れてみたいと思います (^^)/