昨日は太子町の斑鳩寺で年に2回行われる落語会『聖徳落語会』がありました。
今回で第35回目になるこの落語会・・・
いつも桂 文我さんが若手の落語家さんをお二人連れて来られ、三人で4つの演目を披露されます。
まずは、笑福亭 生寿さんの『道具屋』
まだ20代かと思われる若い方ですが、とても滑舌がよく淀みのない語りにとても驚きました。
きっと年齢を重ねる毎に優れた噺家さんになっていかれるだろうな・・と感じました。
そして、桂 文我さんの『三枚起請』
彼は私の大好きな桂 枝雀さんのお弟子さんですが、枝雀さんの破天荒な落語とはまた違って
温かいお人柄がそのまま出ている落ち着いた語りを聴かせてくれます。
『三枚起請』は仲の良い三人の男性が、同じ女郎さんにだまされるという少し艶っぽい話しですが、
文我さんは女形が本当にお上手で、落語というよりまるでお芝居を観ているかのようでした。
中入りの後は、林家 花丸さんの『あくびの稽古』 これも枝雀さんのお得意の演目です。
枝雀さんには及びませんが、花丸さんのお上手なあくびの表現に
私までつられてあくびが出ちゃいそうでした〔笑)
そして最後は再び桂 文我さんの、上方ではあなり話されない『八五郎出世』
大名の側室になって出世した妹を訪ねていくお酒の大好きな兄・八五郎の人情話でした。
文我さんの酔っ払いは枝雀さん以上ではないかと思うくらいお上手で、
妹思いの兄を面白おかしく表現しながらも、聴く者をほろっとさせる温かさ。
私はすっかり彼の虜になってしまいました 😳
又11月に太子町で公演されるそうなので次回も忘れずにチケットを取ろうと思います(^^)/
山崎あいこピアノ教室
ピアノ教室 対象エリア・太子町・たつの市・姫路市・相生市