連休の最終日は京都の東福寺に行ってきました。
このお寺の創建は古く奈良時代!
ときの摂政関白、藤原道家が『東大寺』と『興福寺』から1字ずつ取り『東福寺』とし
九條家(藤原家)の菩提寺として建てたそうです。
ゴールデンウィークの間は特別に国宝の三門が見学できました。
この三門は現在保存されている中では最古で最大の大きさを誇るらしく、上るだけでもひと苦労でした。
楼上内部には見事な梁が張り巡らされ、立派な16羅漢が並んでいました
そして天井や柱には明兆とその弟子による極彩画が描かれ
色は褪せているものの、何と無修正のまま保存されていました。
そして何といっても一番感動したのは、重森三玲の代表作・方丈庭園です。
昭和の名作庭家・重森三玲が昭和14年に作庭したこの庭園は『八相の庭』と命名され
近代庭園の傑作とされており、方丈の東西南北に4つの庭園がありました。
どの庭もそれぞれ趣が違い素晴らしく、縁側に腰掛けのんびりする時間は正に至福のひと時でした 😳
広大な境内には渓谷もあり、それを巧みに取り入れた歩廊橋や通天橋
本堂や禅堂、開山堂、しっかり観て歩くにはとても一日では足らないほどの規模でした。
長女の下宿にも近いので、長女が卒業するまでに1度行ってみようと思います 😀