ー近・現代ー
グラナドス(エンリケ・グラナドス)
1867年7月27日~1916年3月24日
国籍:スペイン
カタルーニャ州レリダに陸軍将校の子として生まれたグラナドスは幼少の頃より楽才を示し
バルセロナ音楽院でプホールにピアノをペドレルに作曲を師事しました。
1887年パリ音楽院に入学しようとしていた矢先病気になり入学は断念。
しかし音楽院の教授ベリオから個人指導を受けました。
その後、89年にバルセロナに戻るとピアニストとして演奏活動を開始。
92年にはグリーグのピアノ協奏曲のスペイン初演も果たしました。
同年から発表し始めた『スペイン舞曲集』で作曲家として広く認められるようにもなりました。
98年には『カルメン派のマリア』1916年『ゴイェスカス』といった歌劇も発表。
しかし第1次大戦時、公演旅行で渡米した帰り乗り合わせた汽船がイギリス海峡で
ドイツ軍の潜水艦によって撃沈され帰らぬ人となりました。
享年48歳、「古典音楽協会」やグラナドス音楽院も創設し、活躍の真っ只中の出来事でした。
♦主要作品♦
【オペラ】カルメン派のマリア ゴイェスカス
【管弦楽曲】交響詩『ダンテの神曲』 【ピアノ曲】スペイン舞曲集 ゴイェスカス