京都に薪能を観に行った機会に、平安神宮のお隣にある京都市美術館で開催中の
リヒテンシュタイン・華麗なる侯爵家の秘宝展にも行ってみました。
ヨーロッパ中部のリヒテンシュタインの元首である侯爵家のコレクションから
日本で初公開となるルーベンスの愛娘を描いた『クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像』をはじめ
ラファエロ、レンブラントなど16世紀から18世紀の絵画などを88点が展示されていました。
見どころは何といっても、宮殿内の雰囲気を再現して展示した『バロック・サロン』 😛
絵画・彫刻・工芸品・家具やタペストリーに至るまでバロック様式の室内装飾と調和するように並べられ
空間全体が一つの芸術として展示されていました。
ぜんまい仕掛けの酒器や、壁一面のタペストリー、宝石がちりばめられた時計やチェスト
まるで中世の時代に迷い込んだかのような錯覚に陥らせてくれる壮麗な空間でした 😳