山崎あいこピアノ教室

姫路市網干区のマンツーマンレッスンのピアノ教室です

[音楽の便り] 偉大なる作曲家vol.43

May 15, 2013

ーロマン派時代ー

 

プッチーニ(ジャコモ・プッチーニ)

1858年12月22日~1924年11月29日

国籍:イタリア

 

 

 

プッチーニは、イタリア北西部ルッカの代々音楽家の家系に生まれました。

音楽学校長であった父を早くに亡くし、父親の生徒達から音楽を学び

10歳の時、教会の少年合唱団に所属しました。

その後、16歳の時にはオルガンコンクールで1位になるなど徐々に才能を開花させていきます。

 

 

 

作曲にも関心を持ち曲を書きますが、19歳の時に応募したコンクールでは落選しました。

1880年、生まれ故郷のルッカを離れ奨学金を得てミラノ音楽院に入学し

ポンキエッリやバッジーニに師事します。

しかし途中で奨学金が切れ、マスカーニと同じ下宿で共同生活し

苦学の中で83年に卒業しました。

『ヴィルリ』という作品で懸賞オペラに応募しますが落選。

ところがこの作品は85年スカラ座で上演され好評を得、リコルディ出版社と契約も結びました。

さらに『エドガール』『マノン・レスコー』などのオペラを書き成功を収めます。

 

 

 

96年に『ラ・ボエーム』を発表しますがこの作品は賛否両論で、前作ほどの評価はありませんでした。

1900年の『トスカ』04年の『蝶々夫人』ともそれほどの成功には至りませんでしたが

不評にもめげずその後をオペラを作曲。

この時期には、車の事故や女中の自殺事件も起きました。

その後、10年には『西部の娘』がアメリカのメトロポリタン歌劇場で上演され

続く『外套』『修道女アンジェリカ』『ジャンニ・スキッキ』の3部作も同歌劇場で初演。

しかし24年『トゥーランドット』を未完のまま残して

病気治療のため訪れていたブリュッセルで咽喉癌のため65歳で亡くなりました。

 

 

♦主要作品♦

 

【オペラ】マノン・レスコー  ラ・ボエーム  トスカ  蝶々夫人  西部の娘

 外套  つばめ  修道女アンジェリカ  ジャンニ・スキッキ  トゥーランドット

【管弦楽曲】交響的前奏曲  【室内楽曲】弦楽4重奏曲

 

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