山崎あいこピアノ教室

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[音楽の便り] 偉大なる作曲家vol.42

May 8, 2013

ーロマン派時代ー

 

エルガー(エドワード・エルガー)

1857年6月2日~1934年2月23日

国籍:イギリス

 

 

 

教会オルガにストを父に持ち、ウースター近郊のブロードヒースで生まれたエルガーは

親の意思を汲み法律の勉強をします。

16歳で法律事務所に就職しますが、独学で音楽を学びました。

その後グリークラブのピアニスト兼指揮者を経て1885年父親の後任として

ウースターのカトリック教会のオルガニストになります。

 

 

 

89年には結婚と同時にロンドンに移住しました。

90年序曲『フロワッサール』を作曲。

96年にはスタッフォードシャー音楽祭で演奏されたカンタータ『オラフ王の伝説からの情景』

注目を集めます。

97年にはヴィクトリア女王在位60年祝典のために『イギリス行進曲』

99年には『エニグマ変奏曲』を作曲します。

 

 

 

その後1900年代は大変実り多い時期となりました。

1900年初演のオラトリオ『ジェロンティアスの夢』は彼の名を広く知らしめる事となり

01年には序曲『コケイン』が書かれ、また行進曲『威風堂々』の第1番は02年に

エドワード7世の戴冠式頌歌として使われました。

04年には騎士の称号を得、05年から3年間バーミンガム大学音楽教授を務めました。

11年『戴冠式行進曲』はジョージ5世の戴冠式のための曲であります。

24年には王室楽長になり、31年には准男爵の称号を授与されました。

しかしその3年後、癌のため生まれ故郷で76歳の生涯を閉じました。

 

 

 

♦主要作品♦

 

【オラトリオ】ジェロンティアスの夢  【カンタータ】オラフ王の伝説からの情景

【管弦楽曲】エニグマ変奏曲  行進曲「威風堂々」第1番  序曲「コケイン」

【小管弦楽曲】愛のあいさつ  【協奏曲】ヴァイオリン協奏曲  チェロ協奏曲

 

 

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