先日、親戚に不幸があり葬儀に参列して来ました。
太子町の斎場『筑紫の丘』
私の家から車で5分ほどの距離にあるのですが今回初めて訪れました。
まるで近代美術館のような外観に驚きましたが、中の造りも大変凝ったものでした。
白い御影石の外壁に緩やかな弧を描いた屋根・・・とても斎場には見えません。
建物内部も故人を静かに送り出すための演出を工夫した造りになっていました。
まず案内される『告別室』
ここは黒を貴調にした磁器質のタイルの壁で頭上には六角形の天窓があり
柔らかい光が入る厳粛な雰囲気の中、故人と最後の『対話』をします。
次に案内されるのが六基の火葬炉が並ぶホール。
天井から吊り下げられた格子状の板間から柔らかい光が溢れ
大理石の床には静かに川が流れる演出もありました。
厳かな気持ちで故人とお別れが出来る雰囲気に満ちており、
私も普段あまり意識することのない『死』についてゆっくり思い巡らせていました。
後で調べてみると、この斎場は10年ほど前に建てられたらしく
高名な遠藤秀平さんの設計で、建設当時は芸術選奨文部科学大臣賞をはじめ
さまざまな賞に輝いたそうです。
山崎あいこピアノ教室
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