早いもので、震災からもう一年経ちました。
昨日メディアでは一日中、この一年の復興の歩みを取り上げていました。
亡くなられた方々のご遺族、特に我が子を失われたご両親の悲しみは、たった一年では癒えるはずもなく
それでも前を向いて歩いていかなければ・・・と自らを奮い立たせておられるお姿に、
同じ親として、どんなにお辛いだろうかと思うと涙が止りませんでした。
町の復興もまだまだ進まず、一年経っても多くの瓦礫が残っている現状。
やっと昨日になって野田首相が「法律に基づいた受け入れを自治体に要請する」と表明されていましたが
こんな時こそ、もっと早くに国の権限で実行できなかったものだろうかと思います。
賛否はあるでしょうが、その世論の反発も承知で強行されてこその『権力』ではないのかと感じました。
しかし、仮設住宅で暮らす幼い子供たちが、たくさんの友達と鬼ごっこやかくれんぼをして
笑顔ではしゃぎ、駆け回ってる映像もあり、少し救われた気持ちになりました。
子供達は将来への不安よりも、無邪気に遊ぶ今この瞬間が全てであるのでしょうが
その無邪気さが、きっと周りの大人への大きなパワーになるのでは・・と感じました。
私自身は、日常の慌しさに流され、被災地への思いが薄れかけていた事に深く反省させられました。
自分に出来ることを考え、これからもずっと見守り続けていかなければ・・と強く思いました。
山崎あいこピアノ教室
ピアノ教室 対象エリア 太子町・たつの・相生・姫路