ブログの更新に時間がかかってしまいましたが(^^;
先日のあさご芸術の森の帰り、少し足を延ばして竹田城に寄ってみました。
眼下に雲海が広がる『天空の城』として有名になった竹田城は
嘉吉元年(1441年)に勃発した嘉吉の乱以降、山名氏と赤松氏の間に対立が続き
赤松氏に対する山名氏側の最前線基地として築城されました。
現在ではその石垣しか残っていませんが、南北約400m東西約100mの規模は
今もなお当時の威容を誇っていました。
石垣の構造も様々で、姫路城と同じ穴太積みといわれる技法や
角の部分を長方体の長辺と短辺を交互に組む算木積みなどで強度を工夫してありました。
中腹の駐車場からでも歩いて1時間弱・・・・
この距離を重機のない時代に石材や木材を運ぶには
大変な歳月と労力を費やしたのだろうと、当時の山名氏の勢力を改めて感じました。
途中で娘達において行かれそうになりながらも、何とか城跡入口まで登り終え
そこから石垣の不揃いの階段を登るのは結構大変でしたが
眼下に広がる景色を観た途端、一気に疲れも吹き飛びました!(*’▽’)
雲海の季節にはまだ早くお天気も悪かったのですが、平日のせいか貸し切り!!
この広大な城跡を我が物にした気持ちになり、当時の城主の気持ちが味わえました。
この城跡までは、自家用車は入れませんがバスやタクシーも利用できました。
ブームが去ってしまっても、この立派な城跡はお勧めのスポットです(´▽`*)