先日、京都市美術館で開催している『マグリット展』に行ってきました (^.^)/
幼いころ父に連れられマグリットを観に行って以来
この不思議な世界観にすっかり魅了され、今回の開催をとても心待ちにしていました。
同じ館内で『ルーブル美術館展』も開催される中
共通券を購入してまずはお目当てのマグリットの世界へ!
ルネ・マグリットは20世紀美術を代表するベルギーの国民的画家で
空間や時間など、私たちが持っている常識の枠を飛び越えた不可思議な世界観をもつ
シュルレアリスムの代表的な画家です。
重力さえ無視し、常識ではあり得ないモチーフを組み合わせた作品は、
それぞれマグリットの思考の表現であり
世界が本来持っている神秘性をその目に見える『絵』で表現しているそうです。
本来見えるはずのない隠された部分や、存在するはずのないものを表現することにより
彼の芸術的思考は平静を保っていられたのかもしれない・・・・
一生懸命理解しようと、音声ガイドでも解明しつくせない多くの作品を眺めながら
最後にはそう感じました。
正に思考の迷宮に入り込んだ数時間でしたが、数日経っても頭から離れない
不思議な魅力に満ちていました。
来週は、正統派!『ルーブル美術館展』に行ってきます(^▽^;)