ー近・現代ー
デュカス(ポール・デュカス)
1865年10月1日~1935年5月17日
国籍:フランス
銀行家の子としてパリに生まれた彼は、幼少の頃からピアノで即興演奏するのが好きでした。
14歳から独学でピアノや理論を勉強しだし、16歳でパリ音楽院に入学。
ピアノをマティアス、和声をデュポア、作曲をギローに師事し
1888年22歳の時にローマ賞の2位になり注目を集めました。
その後従軍し士官となって任務に当たります。
91年に序曲『ポリュクト』を作曲。
除隊後はサン・サーンスの助手になった時期もありました。
97年には交響曲が演奏され好評を受けます。『魔法使いの弟子』が書かれたのもこの年です。
1910年にはパリ音楽院の管弦楽科教授に就任。
12年には『ペリ』を作曲します。
27年には作曲科の教授になり、この仕事は生涯続けられました。
さらにエコール・ノルマルの教授にもなります。
彼は69歳で亡くなるまで13曲ほどしか曲をせず、その他の作品は自ら破棄。
教授のほかに評論家や編曲家として活躍しました。
♦主要作品♦
【オペラ】アリアーヌと青ひげ 【バレエ】ペリ
【管弦楽曲】 序曲「ポリュクト」 魔法使いの弟子 【ピアノ曲】 ソナタ変ホ短調