ーロマン派時代ー
ヤナーチェク(レオシュ・ヤナーチェク)
1854年7月3日~1928年8月12日
国籍:チェコ
小学校教師を父に持ちモラヴィア地方のフクヴァルディに生まれたヤナーチェクは
幼少の頃より民族音楽に囲まれて育ちました。
11歳にしてブルノの教会の聖歌隊員になり、15歳でブルノ師範学校に入学。
3年後に卒業し母校で教員になりました。
さらにプラハに出て1874年からプラハ・オルガン学校、79年からライプツィヒ音楽院
80年からウィーン音楽院で学びました。
82年には自らブルノ・オルガン学校を設立し、後進の指導にあたりました。
85年頃からモラヴィア民謡の採取を始め、93年には『ラッシュ舞曲集』
さらに94年から9年越しでオペラ『イェヌーファ』を作曲します。
1919年にはオルガン学校をブルノ音楽院に拡大し教授を務めました。
第1次世界大戦後は現代的技法を取り入れた作曲しますが
オストラウの地で肺炎のため74歳で死去しました。
♦主要作品♦
【オペラ】イェヌーファ カーチャ・カバノヴァー 利口な女狐の物語 死人の家から
【バレエ】ラコス=ラコッツィ 【管弦楽曲】狂詩曲「タラス=ブーリバ」 シンフォニエッタ
【声楽付き管弦楽曲】グラゴール・ミサ 【室内楽】弦楽四重奏曲 第2番「内緒の手紙」
【ピアノ曲】ピアノ・ソナタ「1905年10月1日」 草陰の小道にて