その後、お寺やお土産店を巡りオルゴール博物館を目指して歩いていると、
偶然ストリートライブに遭遇しました。
三連休中、嵐山ではチャリティー音楽祭が開催されていたらしく
各所でステージが設けられ何十人ものミュージシャンが集う中、
ちょうどストリートではサックスのライブが行われていたのです。
私はもちろん、アルトサックスを吹いている娘もすっかりテンションがあがり、
最後までライブに付き合ってしまいました。
ふと我に返ると、オルゴール博物館の閉館時間が迫っています。
それでも何とか大急ぎで滑り込み、最終の実演案内に間に合い、
美しく澄んだオルゴールの音色を楽しむことが出来ました。(あ~慌しい^^;)
オルゴールには19世紀ヨーロッパの文化を象徴する音楽や技術がつまっており、
とくにオートマタ(西洋の自動からくり人形)には当時のファッションや生活が
ふんだんに取り入れられていました。
人形たちの静謐な佇まいと、天から降りてきたような清らかな響きにつつまれ、
束の間、私たちは観光地の賑わいから遠く離れ、
心はすっかり19世紀当時の世界を漂っていました。
嵐山のオルゴール博物館、おすすめです。